どうどうめぐり

語彙力はありませんが、言いたいことだけは無駄にあります。

TWENTIETH TRIANGLE TOUR VOL.2 カノトイハナサガモノラ 感想・考察

※ネタバレしかありません。

 

もう今後ブログ更新することなんてないだろうなと思いながらこの半年くらいオタクしてたのですが抑えられなくて書きました。

トニセン舞台、TTTの第二弾。『カノトイハナサガモノラ』。

 

前回『戸惑いの惑星』は割とミステリー色が強いなと今は思うのですが、今作は何といっていいのか全くわからない…。お芝居?には芝居だけど…でも…うーん…となってしまう。

そこで便利なのがTTTという通称。コンサートと言われればそんな気もするけどちょっと違う、ミュージカルと言われれば以下同文、舞台と言われれば以下同文。

TTTとしかいえない作品でした。

 

そしてなんといっても難解。

わたしの頭じゃ理解が追い付かない。

とんだ解釈違いかもしれませんが現時点での解釈を書き連ねました。

坂本担なので解釈がサカモトに偏り気味。

 

 

 

  • 3人の登場人物

サカモト、ナガノ、イノハラが主演です。この三人がわたしたちの知る坂本くん、長野くん、井ノ原くんと直結しているかというと…うーん…あくまでもアイドルとして、フィクションとして私たちが受け取っているトニセンではあると思います。ただ、やっぱり作品の登場人物なので現実ではない。そんな印象。私が受けたそれぞれの印象は、

サカモト→臆病。言葉足らず。頭で考えすぎる。「サカモト、たまにここにいないようなときあるよ」は、ふわふわしていて、ナガノ側にいるようだ、って意味でもあるような。ミステリアスだ、と作中で言われているんだけど受け手(私)がそう思ったことがないのでまじのまじでどう理解したらいいのか分からない存在かもしれない。

ナガノ→この世界の真理に一番近い。考えるけど意味までは追求せずふわっと解釈しているような…?作品の頭で「死が希薄だ」「生活に死がなさすぎる」のシーンで自らの手をかざしているのでこの時点ですでにこの世界について感覚でも、なんとなくでも、分かっていたのではないか。

イノハラ…なんかめちゃくちゃバカみたいな描写が多い。そして吠えるわ吠えるわ。「俺たちはまだイノハラの側にいる」とナガノが言うので、真理から一番遠い存在。ひとりだけ10代の少年のよう。なのにパペットのよっちゃんと対話するときはいわゆる大人。

でした。イノハラへのあたりが強くてウッとなりかけたけどそれじゃあ思うツボなんだろうな~。これはあくまで作品のイノハラくん。井ノ原くんではないんですよね…

 

  • ソロで披露されたそれぞれの表現

ナガノによる『Stranger Than Paradise』でのマジック、サカモトによる『コバルトブルー』でのタップダンス、イノハラによる『遠いところまで』でのフライング。

これらってジャニーズ舞台の王道と言われる演目だと思うんです。

滝沢歌舞伎、Play Zone、SHOCK、Dream Boys、…とか。(順番に特に意味はないです)多くは見てないのであくまでもイメージでしかないですが。

で、これは私の意見でしかないですが、ジャニーズ舞台って理解しにくいじゃないですか。ひとつ舞台を見終わっても「で、結局何が伝えたかったんだ…?」ということがよくあるのですが、この作品も割とそれに近い気がします。が、なぜそんなイズムが強すぎる舞台でも毎年公演されたり、熱狂的になってしまうのかって、演出にあるのかなと思っていて。ジャニーズ関係ないけど『グレイテストショーマン』の映画って「え?ここそんな流れになるの?」みたいな「この流れ微妙じゃない?」と思った次には圧倒的に素晴らしすぎる歌や踊りがくるんですよ。で、それを見て、最終的には「めちゃくちゃよかった」となってしまう。それと同じようなことがジャニーズの舞台にもあって、それをこの作品は取り入れたかったのかなーと。ジャニーイズムを感じるようにしているのかなと思う。

 そして、物語上の役割としては、ナガノのマジックは、ナガノはこの世界(=ソウルターミナル)ではそういうこともできると分かっていたからしたのではないか…?と思っています。サカモトのタップダンスは歌う前に元カノから言われた「サカモト、たまにここにいないみたいなときあるよ」という言葉に対してのサカモトのイラだちを表現しているのかなと。登場人物のところでも書いたんですけど、サカモトは言葉で伝えることを恐れているというか、正解しか話せないと思っていると思うんです(イノハラに「会話は適当でいい」と言われて驚いたところや、「熟成させた思いを受け取る準備ができてない!」ってとことか)。それが上手く表現できなくて…怒りのタップ…ちょっと前作の三池に似たところがある。イノハラはパペットよっちゃんとの会話でペガサスや空といった飛ぶことを連想させるワードがいくつも飛び交い、今のイノハラは飛べるのだ、ということを言いたいのかな?と。

 

  • 「チキン」は「チキン」でしかない。「愛」の解釈は間違っていて、正解。「夢」ってなに?

思っていることは「言葉」という表現にしたとたんにその「言葉」の意味しか持たず、違ったものとして受け止められる。例えば、英語のAppleはリンゴ。きっとイメージするのは赤くて、丸めで、木になる実。だがAppleは黄色や緑色のものが主流な地域ではそれで連想される。また、日本語におけるリンゴも、英語のAppleもそれだけで「実」ではなく「木」としても伝わる。

それぞれにある言葉から連想するものは必ずしも一致するとは限らない。ナガノがキメ顔をする理由を問われた、「使命とは違うけどこれが一番しっくりくる」のもそう。ナガノがキメ顔をする理由に正しくあてはまる言葉はないが、一番近くにあるのが「使命」。「言葉では伝わらないこともある」とは、恐らく、言葉に対するイメージは人それぞれなので、本当の意味で伝わることはないということかと。

言葉には意味がある。しかしその意味とは共通認識するために生み出された基準でしかなく、その言葉で全てを説明することはできない。理解することもできない。(そして「理解は進化の妨げ」。共通認識でしかないもので理解したとしても、それは本当の理解とは言えないということなのだろうか…?)

 

  • デス

「です」で死ぬが生まれる。おかえり。

今はこの瞬間にしか存在しえず、言葉とした途端過去の物(=死んだもの)となる。言葉を紡いでもそれは瞬時に過去になる。いま息をしていても、今を過ぎればそれは過去。ただその存在を確かなものとして認識できたときに生まれる、の、か?なぁ~~~??程度に解釈してます。ちょっとここはあまり深く考えられる材料がなくて困ってる。

 

  • ラーメンの王道は醤油?コーンはラーメンのトッピングとして機能してる?(3つ目は忘れた)

これはラーメンを別のものに置き換えろということかと。私は「アイドル」を入れたい。アイドルの王道とは?トニセンはアイドルとしての存在なのか?『20th Centuryデス』で先輩や後輩、そして同志(といえばいいのか仲間といえばいいのか)であるカミセンの名前が挙がったので余計にこう思ってしまう。また、「後がつっかえている」というオーナーの言葉。まんま、事務所がいわれていることじゃないですか?上がまだいるから下が育たないだとか、上があまりよく思われない状況。あれ、これって一般の会社における古株とも同じでは…?古株は会社のメイン戦力なのか?戦力として十分なのか?…いろいろなことに当てはまるのかもしれない。ひまわりは花の王道?ミニヒマワリはひまわりって言える?

ただ、「それぞれが響けばいい」「俺たちジャーニーズ(旅人)」というように、明確な枠組みは作らず旅するように、冒険のように、無重力なように、地に足を付けたものではないように。ゴールはない。正解はない。正解はそれぞれ個々の感じ方次第である、ということかなと。

 

  • その他こまごました解釈

・唐突ってどんな字書くの?

・「にわとりかよ!」「イノハラだよ!」

・トンカツ?

・(愛について)ぎゅーって感じ

イノハラはかなりのバカだ、という描写が目立つ。最後についてはバカというか、明確な表現はしないが前向きなイメージ。上記以外にもかなりあった。考えなしに発言をし、言葉の裏をかけないようなキャラクターとして散々描かれているにもかかわらず、

「俺が喋りたいことは、本当に俺が喋りたいわけじゃない。本当は坂本君が喋りたいんじゃないの?」

で突然落としてくる。このシーンはある種のホラー。さらっと流されてしまう発言だけど、このセリフが持つ「イノハラ」への解釈が考えれば考えるほど深みにはまってしまい恐怖を覚える。

 

・細い目、キラキラさせて

・一番アイドルっぽくないのに!

ごめん本当に、フィクションなのはわかってるんだけど井ノ原くんがアイドルではないという表現がこれほど嫌な気持ちになるとは思ってもみなかった。のに、パペットよっちゃんの容姿を肯定するイノハラが出てくる。このやり取りがこの作品の中で一番美しいと感じました。過去の自分を今の自分が肯定することは生きる上でとても重要なこと。そして、「今」という瞬間を伝えようとするこの作品においても割と重要なのかなと。

 

・長い筒状の物

発泡スチロールみたいなやつ…?にぎりたくなるやつ…?折れるのかなってちょっと曲げてみたくなるやつの話ですか…?

 

  • 疑問、理解がいまいち追いつかないこと

・「壁」って何だ。2度目ましての時に、肖像画のように、過去の遺物として遺してやろうかということか?と思ったんですが、それだと壁に「する」のではなく「かける」なんですよね。誰かにとっての障害にするということ(壁にぶつかる、というような意味の壁)?誰かを傍観するだけの存在にするということ(ウォールフラワー)?

・トラベラーとジャーニーズ。どっちも日本語でいえば旅人的なニュアンスなんだろうけど厳密にいえば違うわけで、(そもそもジャーニーズといわないだろうし)、ジャニーズとジャーニーの言葉遊びなのはわかる、わかるんだけどここをはっきりさせたい!だってトラベルは旅行感強いけどジャーニーは冒険が近い気がする。アドベンチャー寄りだけどそこまではいかなくて、トラベルやトリップでもなくて…言葉って難しい…

・結局ソウルターミナルって何だ。過去、未来、現在がある場所。魂の発着所。パペットよっちゃんを召還出来たり、元カノが出てきてナガノが雪降らせたり。三人に過去の記憶はあるのに未来の記憶はない。目的も。

・あの世界のトニセンにカミセンの存在は認識されてるのか?『20th Centuryデス』で「ケンゴウジュン~」っていうくらいだから存在はしているだろうけど、「なんにんかでデビュー」したというパペットよっちゃんの言葉がとても気になる。なんにかって、何人ですか?そこにカミセンは存在しているのですか?

 

  • 受け取り方、二度目まして以降の話

多分何度見てもこの作品を「理解した」ということは出来ないと思う。受け取り側の背景であったり、その回の雰囲気であったり、その時お腹がすいているのか、ちょっと眠いのか、そんな些細なことでも感想が変わりそう。「これがこの作品の正解です!」というのがなくでとてももどかしいんだけど、本来の生きることってそんな感じだよね、と言われているような気がする。

最後のくだり、「アドリブも上手くいきましたねー」とか「明日も頑張って!」とか。「え?何?明日?休演日じゃない?」みたいなことになって会場ざわついて言い間違いか…?みたいになるんですが。二度目ましてをすると、あのやり取りで戸惑うことすら思うツボなことが分かる。つまり、真理がわかって、これからもアイドルしていくぜ!という感じでトライトライトライトライ~して魂が現実に戻り、カーテンコールです~みたいなノリでカノトイハナサガ~モノ~ラ~したのに、まだそこはソウルターミナルなんです。「いつまでいるの?」。終わらない。この舞台はちゃんと終わりがない。永遠に終わりが来ない。

 

  •  オタク感想

最初の青衣装、足がいつも以上に長く見えて目が慣れなかった。

井ノ原くんのジャケットの裾にチャックが付いてて、フライングするときはそれが開いてるんすよ…。なんてことないのに見つけたときは嬉しかった。

井ノ原くん足が細すぎ問題。ラフな格好の衣装のときはくるぶしちょい上まで出て、「細いには細いけどたまーにこういう人いるよね」程度だったんですが最後の衣装は短パンで太ももも見えたのであんなに細いのかよ!!!!それであんなダンスしてんのかよ!!!と驚いた。

パペットよっちゃんの声を担当する長野博が可愛すぎる。はちゃめちゃに少年感ありませんか?

そしてパペットよっちゃんを動かす坂本昌行の顔がパペットよっちゃんに寄ってるのがもう可愛すぎて仕方ない。さっきまで「写真は緊張するんだよ~」とかいっていかつい顔してたのに…。完全によっちゃんになっているじゃないか…。

長野くんがキメ顔しているときの衣装というか雰囲気でオレキミコンの大御所を思い出したのはなんでだろう…。サングラスかな…

会って話をの振付が可愛すぎる。まず両手を顔に近づけている時点で可愛いの大勝利。なんていうんだろうあのフリ…ムズムズって私は呼んでるんですがそれもまたいいんですわ…個人的には井ノ原くんのムズムズが好きです

客席降り…本当にいいんですかそんなことがあって…座席によっちゃあトニセンと自分の間の隔たりが空気のみみたいな事態になるの本当に心の準備が不十分なので「いまからいくよ~」とか言ってほしい。考えすぎて微妙な顔したままアイドルが近くを通るのを見るのはなんか恥ずかしい。

最後の衣装、黄色のリボンに「カノトイハナサガモノラ」って書かれてるの超絶可愛すぎません…?あのリボンDVD特典にしませんか??それかパペットよっちゃんの小さいバージョン欲しいです…(欲望の塊)というか円盤化してください。お願いします。

 

 

 

散々書いたけど考察部分については解釈違いも甚だしいだろうなと思っているんですがそこは許してください…キャパが狭いものでまだこれしか考えられないのですわ…

見れば見るほど感想が変わって印象も変わるので多ステし始めたら止まらなそう。これが他ステの醍醐味なんだろうか…大変だ…